ポスティングには注意すべきこともあります

違法なポスティングに注意

違法なポスティングに注意 ポスティングを行うときには、違法行為にならないように注意が必要です。
抵触する可能性があるのが住居侵入罪であり、これは室内だけでなくその敷地まで含まれるものなので、例えば道路に面している戸建てであれば問題ありませんが、集合住宅では該当します。
もし目立つ位置にポスティングを禁止する張り紙が掲載されている場合には、管理組合などに許可を得ずに行うと問題になります。
実際に裁判になるのは稀ですが、そもそもトラブルを避けるためにこのような住居に対してポスティングを行うこと自体が少ないです。
また、裁判にならなければ問題ではないわけではなく、見つかれば追い返されますし苦情を言われるのも避けられません。
逮捕されることがないとする説明も見受けられますが、これも逃走や罪証隠滅の恐れがある場合に行われるものであり、犯罪が見つかっただけで逮捕されるということではないです。
そのため、違法性がないという意味ではないので勘違いしないようにしましょう。
基本的にポスティング自体には問題ないので、禁止されている住居に入るかという点に注意します。

ポスティングが不法侵入に問われることはあるのか

ポスティングが不法侵入に問われることはあるのか ポスティングをする時に気になることのひとつに、不法侵入になってしまうのではないかということです。
これは可能性としてはゼロではありませんが、実際に捕まったケースというのは非常に稀なものであり、政治的なビラを配布したがために捕まった例があるだけです。
もちろん、今までがそうだったからと言ってこれからも罪に問われないとは限りませんが、常識的な範囲でポスティングを行っている限りは摘発されてしまうことは、ほぼないと考えられます。
注意が必要なのは、明確に相手がポスティングを拒否していることがわかる、意思表示があるにもかかわらずそれを無視して配布をするようなことがあれば、不法侵入に問われてしまうおそれがあるので注意をしましょう。
このように罪に問われる可能性としてはないわけではないものの、単純にビラを配布しているだけということが明らかであれば、深夜や騒音を立てながら配布をするのでもなければ、違法性があるとはみなされないのが現状となっています。